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【相続問題】依頼する場合弁護士と司法書士で何が違うか

2020年4月24日

相続に関する事件を110件以上解決してきた新宿・青梅・あきる野の弁護士法人アズバーズ,代表弁護士の櫻井俊宏です。

相続に関して検索をすると,いろいろなページが出てきてとまどう方も多いのではないでしょうか。
特に,弁護士と司法書士の違いについてわかりにくいと思います。

遺言書作成に関して行う業務は一緒です。
紛争になったときは弁護士だけが業務を行うことができます。

以下説明します。

1 弁護士,司法書士の一般的業務範囲

まず,弁護士と司法書士で一番違うのは,紛争が生じた場合にその代理人となれるかどうかです。

司法書士は,認定司法書士という資格をとれば,簡易裁判所が統括する140万円までの争いの代理人まではなれます。
しかし,それ以上の業務はできません。

これに対し,弁護士は紛争の解決全般に制約はありません。

なお,「法律事務所」と名乗っていいのは弁護士です。
司法書士の場合は「法務事務所」と名乗る場合が多いです。

 

2 弁護士,司法書士の相続における役割

上記で述べたように,遺言作成すること,その遺言の内容を実行して,相続財産を相続人に移す作業(遺言執行)においては,弁護士と司法書士で業務を行うことに違いはありません。

遺言について説明しているページはこちら

相続において,相続人間で紛争になった場合,基本的に弁護士のみが代理人として業務を行うことができます。
裁判所で行う遺産分割の調停や,遺留分の争い等です。

相続した不動産の移転登記を行うことは,弁護士も司法書士もできます。

 

3 費用について

遺言に関する費用に関し,一般的に弁護士と司法書士で大きな違いはありません。
だいたい遺言の作成は10万円から,その内容の複雑性に応じて一定程度の加算があります。

上記の裁判所を通した調停という手続は,初期費用が30万円からで,財産の総額や相続人の人数,紛争の争点の内容等で一定の加算があります。

調停は通常の裁判よりも一回の期日が長いこと,相続の紛争は激化すると長期間にわたることが多いこと(長いときは2~3年という場合もあります。)等から,通常の裁判よりは費用がかかります。

 

4 最後に

相続に関する問題は,複雑な処理を要する上,手順を間違えると紛争が激化して,家族が崩壊することもあるので,弁護士や司法書士等の専門家に相談されることをお勧めします。
特に,青梅・あきる野のお客様は,相続に関する経験が豊富で,弁護士法人として複数の弁護士が所属する弁護士法人アズバーズへのご相談をお待ちしております。

弁護士法人アズバーズのホームページはこちら

 

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